ふと気付いたら

2010年10月8日 日常


上司が離婚するらしい


朝から晩まで毎日その話を聞かされる日々


上司は男だが、まだ小学生になったばかりの子供を引き取るらしい

まだまだ親に甘えたい年頃の子なのに
母親が出て行ってしまうのは、どれだけ辛いだろうかと胸が痛む



ジロウに具合が悪いとメールしたら、
車を取りに行ったついでに帰りに迎えに来てくれた



かつて熱に浮かされるように求め合っていた頃でさえも
あたしはジロウに別れてくれとは一度も言わなかった

それはあたしなりに、色々考えた結果、選ばなかった選択だけど


もし一度でも言っていれば、もっと気持ちは伝わったのだろうか

それともわかっていて、知らないフリをしてくれていたのだろうか



家族を捨ててまで、選んで欲しくなかったと言ったら嘘だし

それは綺麗事だけど


それをしても受け入れないと、読まれてたのかもしれない




皮のシートに深く埋もれて

遠ざかる景色を眺めながら

探して繋いだ手は暖かった



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