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真っ暗な夜空を見上げて
月灯りに浮かぶ背中の、その少し後ろを歩きながら
あの頃の想いは
いったいどこへ消えてしまったのかと考えた
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ヒールの音がやけに響く
自分のものにならないからって
わがままを言ったわけじゃない
痛いとか辛いとか煩わしいとか
そんなものを全部捨てたかった
思いとどまる事が習慣化されたら、
何かが消えてなくなった
苦しくはなくなったけど
そう思っているのは自分だけなのかもしれない
最初は、ただ、しがみついていられたら
本当にただそれだけで良かったのに
なんて強欲で、飽きることを知らない醜い生き物
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この距離と同じぐらい
離れた道を歩くあなたと私
偽善だと泣いたあの日に
全部預けた想いは
またいつか私の所へ帰ってくるの?
ごめんね
ごめんね
ごめんね
だからどこかへ行かないで
手を繋いでいてくれたらそれでいいから
眠るときにはそばにいて
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